◆用途
中間研磨リカバリーから濃色車仕上げまで対応する圧縮ウレタンEVAハイブリッドフォームバフ。旧Y138 Expertのモデルチェンジ品です。
◆特徴
Y145 Econoの(アップデートモデルであるY138の)アップデートモデル。意匠登録出願中のハニカムスリットとEVAエクステンションでさらに使いやすくなりました。圧縮ウレタンフォームの中でも、程よいコシがあり、リカバリー性能とダストスクラッチの少ない高品質な仕上げ性能を両立しています。前モデルのY138より低重心化。EVAと低反発フォームの配分見直しを踏まえた総合的な安定性向上を実現。特に動き出しのバタつきを大幅に低減させることで打痕の防止に貢献しています。仕上げにも最適です。
◆使用方法
主にRSE-EVO系のような仕上げ用ポリッシャーとの組み合わせがベストですが、RUPES(ルペス)BR112AES(125Φ交換仕様)やLHR12 Duetto、FLEX XFE7-15などと組み合わせて前工程のリカバリーとして使用する事例もあります。
◆お手入れ方法
低反発素材を使用しており、耐久性は仕上げ用超微粒子バフと比べて高い特徴がありますが、研磨面にえぐれが出てきたりコンパウンドが内部に堆積して除去できなくなってきたら交換時期になります。適宜コンパウンドや汚れを除去して使用して下さい。
頻繁に水に浸けて汚れを除去しようとしたり、ブラシ状のものを直接スポンジ部に強く当てて清掃するとウレタンフォームが劣化し耐久性が低下したり、抉れが発生します。エアーガンやトルネーダーを使用して清掃することでバフが長持ちします。
■ウレタンフォームバフの特別な清掃方法
京セラインダストリアルツール PE-202などのガングリップタイプのシングルアクションポリッシャーにバフを装着したままポリッシャーを床に置き(サブグリップを用いた3点倒立)、スイッチを入れて空転させ、そこに固く絞った濡れクロスを押し当てると綺麗に清掃できます。
トルネーダーでコンパウンドが除去できない場合は水で優しくもみ洗いして汚れを除去して下さい。
◆作業者プロファイル
kaiserjpバフはプロ専用品です。特性把握ができる職人にとってこのウレタンフォームは非常に扱いやすいバフです。他のウレタン同様熱が入りやすい為、集中して磨きすぎると塗面が熱による溶けを発生させる恐れがありますので、熱のかけすぎに十分ご注意ください。※特にバンパーなど
【kaiserjpバフについての注意点】
kaiserjpバフの形状・色等について、わずかな誤差が発生している報告を受けております。弊社でも確認しておりますが、出荷ロットにより形状について多少の誤差(0.08-2.0mm前後)の公差がございます。
ダブルアクションでの使用を前提としている為、多少のサイズ誤差については問題がないと認識しておりますので、予めご了承下さいませ。形状等について精度を求められるお客様は国産のFCバフシリーズをご活用下さい。
【スペック】
kaiserjp YR138 Expert
(圧縮ウレタンEVAハイブリッドフォームバフ)
パッド径:約125φ
バフ径:約138φ
センター孔:約22φ
高さ:約17mm (うちEVA 4mm)
バフケース入り ※1枚単品の場合
(5枚セット・10枚セットの場合バフケースは付属しません)